ペットホテルに預けるの可哀想だからギリギリまで預けない人見て!
2020 / 07 / 11 ( Sat ) みなさん、おはこんにちばんわんこ!
老犬ホーム・ペットホテルゆるやか専務のハッピー(柴犬・3歳)だっピ。 今日はペットホテルに預ける時間についてのお話。 みなさんは初めてペットホテルに預ける時、 家族と離れる時間を少しでも減らすために、 ペットホテルが閉まるギリギリの時間に預けていないっピか? 慣れたペットホテル(慣れた施設、慣れたスタッフ)だったら、それでも問題ないっピが、 はじめてのペットホテルの場合、それはちょっとリスキーだっピ。 理由は簡単で、どこのペットホテルでも夜間は人が減るか、 全くいなくなるからだっピ。 それは何を意味しているかというと、 愛犬がお店のスタッフや施設に慣れる時間がないということ。 ペットホテルによっては部屋に閉じ込めっぱなしのところも多いし、 そういうところでは、少しでも滞在時間を減らす方がストレスが少ないっピ。 しかしながら、 愛犬とのコミニュケーションを重視している閉じ込めっぱなしじゃないペットホテルでは、 スタッフとのコミュニケーションを通して、 お泊まりする心の準備をさせるんだっピ。 ここは安全なんだよ、敵もいないんだよ、と教えて安心させていくっピ。 そういうわけで、老犬ホーム・ペットホテルゆるやかでは、 閉店時間ギリギリのチェックインよりも多少でも 余裕を持ってチェックインすることをおすすめしているっピ。 これは当ペットホテルに限ってのお話だっピ。 ペットホテルによって考え方は違うと思うので、 どういう時間に預けるのが良いのか気になる場合は、 利用を検討しているペットホテルに聞いてみてくれっピ。 それでは今日はこの辺で、 ![]() |
夜中中、鳴き続ける老犬。
2020 / 07 / 10 ( Fri ) みなさん、おはこんにちばんわんこ。
老犬ホーム・ペットホテルゆるやか専務のハッピー(柴犬・3歳)だっピ。 最近、夜中中鳴き続ける老犬の相談が多いっピ。 夜鳴きは犬にとっても、飼い主さんにとっても辛いものだっピ。 今までと明らかに愛犬の様子が違う。 目の焦点も合っていないし、気をぬくと噛まれる。 以前はそんなことなかったのに・・・。 どうしたら良いのかわからない。 昼間は仕事があるのに、夜も介護で眠れない。 飼い主さんは心身に大きな負担を感じているっピ。 夜鳴きの原因としては色々あるっピが、 認知症を疑う方が多いようだっピ。 ただ病院で精密検査をしてみると、 甲状腺亢進症・甲状腺機能低下症の子も多いっピね。 手足が突っ張ったり、体がカチカチになって動かなくなる子もいるっピ。 神経障害のような症状の子や、皮膚炎のような症状の子も多いっピ。 夜鳴きも症状の1つの可能性があるっピ。 夜鳴きの原因は多岐にわたるので、動物病院で先生に相談してくれっピ。 それでも、改善が見込めない場合は、老犬ホームなども選択肢に入れてくれっピ。 当ホームに相談に来る飼い主さんは、限界のギリギリというか、限界を突破してから 来る方が多いっピ。みなさん、お話ししながら泣き崩れるっピ。 たくさん話したいことがあっても老犬介護の悩みはなかなか理解されないものだっピ。 だから、溜め込んでしまう方が多い。 どれだけ頑張ってきたのかとぼくも泣きそうになるっピ。 かわいい我が子を最後まで責任を持って育てたい!手放したくない!というのはみんな一緒だっピ。 でも、自分が体調を崩してしまっては元も子もないっピ。 数日から、数週間だけでも、施設に預けて自分の体調が回復したらまた迎えに行くということも出来るっピ。 お近くの老犬ホームや、専門のスタッフがいる介護可なペットホテルに相談してみてくれっピ。 愛犬の状態について話すだけでも、かなーりスッキリ楽になるっピよ。 みなさん、あんまり頑張りすぎないでくれっピ(^○^) ではでは今日はこの辺で、 ![]() |
犬は良い!
2020 / 07 / 04 ( Sat ) みなさん、おはこんにちばんわんこ。
老犬ホーム・ペットホテルゆるやか専務のハッピー(柴犬・3才)だっピ。 ジメジメしていて、なかなか晴れないっピが、 梅雨は梅雨で楽しみたいっピね。 梅雨だって、一年に一度の素敵な季節。エンジョイしましょうっピ(^ ^) さて、最近お友達の紹介をしていないっピ。今日はしてみんとてするっピ。 ぷぷりちゃん ![]() ララちゃん ![]() ココちゃん ![]() スズちゃん ![]() ゆりちゃん ![]() ラブちゃん ![]() 春ちゃん、ワカメちゃん ![]() デゥクシッ!! コムちゃん ![]() マロちゃん、よしこちゃん ![]() ん?途中で殴られてる子がいたような・・・。 目の錯覚かな? それでは、今日はこの辺でぬるりと、 ![]() ドロンしまっピ〜。 |
ペットホテルに預けると下痢になる子。
2020 / 07 / 02 ( Thu ) みなさん、おはこんにちばんわんこ。
老犬ホーム・ペットホテルゆるやか専務のハッピー(柴犬・3歳)だっピ。 ペットホテルに預けて数日、やっと帰宅した我が子が下痢! こんな経験はないっピか? ゆるやかを利用してくださるお客さんからの相談もかなり多いっピ。 他のペットホテルに預けたら下痢になってしまったけど、 ゆるやかさんところだとどうですか? はっきりと申し上げて、絶対に下痢にならないとは言い切れないっピ。 やはり、わんちゃんそれぞれの個性というものがあって、 環境の変化に極端に弱い子はいるし、そういう子はゆるやかに来ても 下痢するっピ。 ただ、ゆるやかさんだと下痢にならないという声もたくさんいただくっピ。 というのも、当店ではわんちゃんを狭いケージに入れっぱなしにしないし、 朝と晩は長い散歩に行くし、その他の時間でも、スタッフが可能な限りコミュニケーションをとって わんちゃんが不安に思う要素を排除しているからだっピ。 実は、散歩に行くというのは想像以上に大切な仕事だっピ。 というのも、散歩は縄張りに危険がないかのパトロールをしているんだっピが、 犬の祖先である狼は群(仲間同士)でパトロール(散歩)をするんだっピ。 つまり、わんちゃんたちは一緒にパトロールに行くメンバーを仲間だと認識するっピ。 ペットホテルや老犬ホームに来る子でも、一緒に散歩に行く人は仲間だと理解するっピ。 世の中では犬の散歩があまりにも軽視されているっピ。 散歩はただの運動不足解消ではなく、秘密を分け合う会話のようなものだとご理解くださいっピ。 仲間といれば不安も少なくなるっピね。 誰にとっても環境の変化は怖いものだっピ。 ゆるやかではわんちゃん達が何を怖がっているのかを具体的に理解して、 より快適なステイ空間を創造しているっピ。 そういう訳ですので、 ペットホテルに預けるとお腹壊しちゃう子も、 諦めずに素敵なペットホテル探しを頑張ってくれっピ! もちろんゆるやかに相談してもOKだっピが、 キャパシティーに限りがあるので お近くで散歩を重視しているような素敵なペットホテルがあれば、そっちの方が良いかもしれないっピね。 (ゆるやかでは1匹のスペースを潤沢に確保するために、最大でも16匹程度しかお預かりしていないっピ) それでは、今日はこの辺で、 ![]() |
子猫を拾って5年
2020 / 06 / 22 ( Mon ) ※いつもは老犬ホーム・ペットホテル ゆるやか専務のハッピーが書いておりますが、今日はスタッフが書きます。長いので専務には退屈かもしれません。
2015年9月。関東・東北豪雨。常総市の水害は歴史的な悲劇でした。 それから一週間後。まだ汚泥の残る川縁で、4匹の子猫を拾いました。 猫はダンボールの中で毛布もなく震えていました。 目脂で目が塞がっている子もいました。 正直に申し上げて、ミャーミャーと子猫の泣き声が草むらの中から聞こえた時、 わたしは逃げました。ほとんど反射的に、脱兎のごとく。 家に戻って、10分、20分と頭の悪い頭で考えました。 子猫を拾わなくてもいい理由をです。 わたしは猫アレルギーなんだぞ。子猫を保護するにしてもそれなりのお金がかかるんだぞ。 経済的に余裕なんかないじゃないか。 予防注射はどうする?病気かもしれないぞ?医療費は? そんなことをあれこれ考えていましたが、結局は、車で子猫たちのいた土手に向かいました。 わたしは遂に子猫を拾い、帰りにホームセンターで粉ミルクと、カラフルな髪留めを買って帰りました。 家に着くと早速ミルク。 何日も食べてなかったのか、すごい食欲。みんなが我先にとミルクに群がってくるので、 誰にあげたのか分からなくなります。ここでカラフルな髪留めの登場。 4匹それぞれの首に髪留めを巻きました。色で見分けるためです。 赤ちゃんはもう飲んだでしょ。これこれ、緑ちゃんはクリームちゃんの分まで飲まないの。 ピンクちゃんの分もちゃんとあるよ。ほら。 子猫たちは私の身体をアスレチックみたいによじ登って、噛んだり引っ掻いたりしながら遊んでいました。 目脂で目が潰れていた緑も、綺麗にしたら無事に目が開いて、 赤ちゃんの方が目にばい菌が入ったように赤くなっていましたが、 抗菌目薬をさすと数日で完治しました。 わたしは鼻炎薬のアレグラを飲めば 何とか子猫たちと一緒にいられることが分かりました。 鼻水はマスクの中で爆発していましたが。 ![]() 子猫たちの様子に安心したわたしは、こんなに可愛い子達を捨てた人へ怒りを覚えました。 命をぽいっと捨てるなんて信じられない。 その後動物病院に連れて行き、子猫たちの生命が助かったのを確信したわたしは、 子猫たちの里親を探すことにしました。 1番小さなピンクちゃんは知り合いの方が面倒を見てくれることになりました。 ![]() この子が大きな声で鳴いていたので、わたしはこの子猫たちに気付いたのです。 この子がいなければ、きっと分からなかった。他の子はみんな弱っていて、鳴く元気もなかったのです。 NPOの方々にも協力をいただき、2ヶ月ほどで後の3匹の行き先も決まりました。 緑ちゃんは膀胱が病気になり手術しましたが、その子も優しいご家族に迎えられました。 新しい飼い主のみなさんは、猫好きな良い方たちのようでした。 わたしはホッと胸を撫で下ろして、何だかすごく良いことをしたような気持ちになっていました。 子猫たちのいなくなった部屋は寂しかったけど、それ以上にやり切った充足感に満たされていました。 やった!みんな巣立った! ![]() ピンクちゃんの飼い主さんはとても丁寧でマメで素敵な方でした。 季節ごとに素敵な写真を添えて、ピンクちゃんの幸福な様子を報告してくれるのでした。 お雛様の前でちょこんと座る初節句、初夏の陽だまりに丸くなる写真、 落ち葉に遊ぶ写真、クリスマスケーキにウキウキの写真、、、。 私はそういう写真を見る度に、あー幸せになってくれて良かったなぁ、と自足するのですが、 ある日、突如として悲しい知らせを聞くことになりました。 ピンクちゃんを土手で拾ってから5年後のことです。 ピンクちゃんがガンになったのです。 猫風邪のような症状が長引いていましたが、 精密検査の結果、鼻のガンであることが分かりました。 状態は悪くなる一方で治る可能性はほぼないというお話でした。 それでもピンクちゃんの飼い主さんは可能な限りの治療を施しました。 時間もお金も惜しみなく使って、いくつも病院をまわって、 少しでも長く生きられる可能性はないかと毎日奔走していらっしゃいました。 飼い主さんは、ピンクちゃんを抱きながら毎日泣き暮らしていました。 苦しみ少しずつ痩せ衰えていく我が子。 それもまだ若い我が子を失っていく悲しみは 想像を絶するものです。 私は胸が張り裂けるような気持ちがしました。 それから間も無く、ピンクちゃんは虹の向こうへ行きました。 飼い主さんは、ピンクちゃんのお葬式の様子などをおさめた写真を見せてくれました。 その中に、亡くなった時の写真もありました。 ついこの間まであんなに小さかったピンクちゃんが、わたしの掌の中をくるくる遊んでいたピンクちゃんが、 泥土の道に汚れながら力いっぱい鳴いていたピンクちゃんが、たくさんの花に囲まれて綺麗に眠っていました。 これだけは確信を持って言えます。 ピンクちゃんが幸せな一生を過ごしたことは間違いありません。 ピンクちゃんの写真はいつも笑っているようでしたし、 ご家族の愛情の深さたるや大海の如しでした。 ピンクちゃん本当にありがとう。 兄弟たちもきっと元気にやってます。 心配しないで、ゆっくり休んでね。 ありがとう。 長々と書いてしまいました。 最後に、わたしは猫を捨てた方に言いたい。 あなたは必ず幸せになってください。 猫を捨てるなどという恐ろしい考えが もう二度と浮かばぬように。 |