行ってらっしゃい、クーちゃん。
2019 / 05 / 24 ( Fri )
みなさん、おはこんにちばんわんこ。

老犬ホーム・ペットホテルゆるやか 専務のハッピー(柴犬・2歳)だっピ。

突然だけど、残念なお知らせがあるっピ。

ぼくらのアイドル、クーちゃんが虹の橋を渡ったっピ。

あと10日で17歳だったっピ。




昼頃、クーちゃんはいつもみたいにメーンって鳴いたっピ。

ヤギみたいな鳴き方。

これはおしっこがしたい時の鳴き方だっピ。

ぼくはクーちゃんにおしっこをさせて、ベッドに寝せたっピ。

すると、すぐにまた、メーン。

まだおしっこがしたいのかなと思って、お尻の下にトイレシートを敷いたら、

おしっこが止まらなくなってしまったっピ。

こんなことはじめてだったからちょっと驚いたっピ。

ぼくはいつまでも止まらないおしっこを恐々と見ていたっピ。

トイレシートのシミが少しずつ広がっていくのに合わせるみたいにして、

クーちゃんの瞳孔も少しずつ開いていったっピ。

苦しそうに息を切らして、痩せた体全体が心臓みたいに脈打っていたっピ。

クーちゃんはこのまま死んじゃうんだ。

ぼくはそう直感して、たまらない気持ちになったっピ。

その時、驚くことが起きたっピ。

ほとんど瀕死のクーちゃんが、尻尾をブンブンと振り始めたんだっピ。

まるで大好きな原っぱを散歩している時みたいに楽しそうな振り方。

ぼくはそれを見て悟ったっピ。

今クーちゃんは虹の橋を渡っているんだなって。

荒かったクーちゃんの呼吸もいつの間にか穏やかになっていたっピ。

ぼくはクーちゃんの痩せた胸にぴったりと耳をつけて、心臓の音を聞いていたっピ。

クーちゃんはすでに虹の橋を渡りはじめているのに、心臓は力強くリズムよく鳴っていたっピ。

死ぬって心臓が止まることじゃないんだっピね。

心臓の音って少しずつ小さくなって、夕日に鳥が向かっていく時みたいに

小さく小さく消え入るものだと思っていたけど違ったっピ。

心臓の音はしばらくの間小気味よく鳴って、ふと大切なことを思い出したみたいに、

急に停止したんだっピ。

それでもぼくはクーちゃんがいなくなった気がしなかったっピ。

事実、クーちゃんはぼくの目の前にいたし、いつものクーちゃんの匂いがしていたから。

ぼくの大好きな匂いだっピ。

それから、ぼくはクーちゃんに思い出話を始めたっピ。

心臓が止まってもしばらくは耳が聞こえているって誰かから聞いたことがあったっピ。

クーちゃんの耳が聞こえるうちはお話していたかったんだっピ。



クーちゃん、覚えているっピか。

クーちゃんは老犬ホームゆるやか の最初の入居者だったってこと。

最初は慣れない場所が嫌で落ち込んでいたっピね。

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それでも、ぼくと仲良くなるのに時間はかからなかったっピね。

馬があったというか、犬があったというか・・・。

ぼくらはすぐに大の親友になったっピ。

原っぱが大好きでよく一緒に出かけたっピね。

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クーちゃん、覚えているっピか。

たくさんのお友達が出来て、クーちゃんもよく笑うようになったっピね。

スタッフとも大の仲良しになったっピ。

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新しく老犬ホームゆるやか に入居して来たタロー、チロ、ファンタと柴犬同盟を組んだっピね。

みんな一足先に旅立ったから、クーちゃんが迷子にならないようにお迎えに来てくれるっピ。

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後ろ足が踏ん張れなくなって、

歩くのが大変になってからはぼくの家に泊まるようになったっピね。

昼も夜も、いつも一緒にいられて楽しかったっピ。

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とうとう歩けなくなって、車椅子に乗るようになったっピね。

車椅子はスタッフの手作りで、下手くそだったっピ。

それでも、クーちゃんは優しいから

かっこいいって言って、上手に乗ってくれたっピね。

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クーちゃん。

ぼくは毎晩クーちゃんのお顔をなめたっピ。

1日でも長く一緒にいたかったから、一生懸命なめたっピ。

クーちゃんの体が良くなるようにって願いながらペロリって。

嫌がらずにニコニコしてくれたっピね。

嬉しかったっピ。

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クーちゃん、一生懸命生きてくれてありがとうございまっピ。


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ぼくと出会ってくれてありがとうございまっピ。


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思い出が長くなりすぎたっピね。

話してるとキリがなくて。

クーちゃんは穏やかな顔でぼくの思い出話を聞いていたっピ。

優しい顔にいつもの微笑をたたえていたっピ。

頷くことも、声を出して笑うこともなかったけど、

最後まで聞いていてくれたということだけは分かったっピ。

ふと、クーちゃんに顔を近づけた時、ぼくははっとしたっピ。

ぼくの大好きなクーちゃんの匂いが消えていたんだっピ。

クーちゃんは目の前にいるのに、もう匂いは遠くに消えてしまっていたっピ。

いつもぼくがかいでいたクーちゃんの匂いは、命の匂いだったんだっピね。

もっとよくかいでおけばよかったっピ。

匂いがなくなってはじめて、クーちゃんがいなくなってしまったことをぼくは知ったんだっピ。

ぼくは虹の彼方へ向かって言ったっピ。

「クーちゃん。

ぼくは犬だから、永遠の別れなんて知らない。

またすぐに会えるから、心配はいらないよ。

行ってらっしゃい、またいつでも帰ってきてね」

ぼくは少しだけ泣いたっピ。

クーちゃん。

老犬ホーム・ペットホテルゆるやか はこれからも続くっピ。

クーちゃんから教えてもらったことをみんなに伝えていくっピ。

老犬介護で悩んでいる人の助けになるよう

今日もぼくは頑張っているっピよ。

クーちゃん、ぼくのことは心配いらないっピ。

だから、いつまでも笑っていてくれっピ。

ぼくの大好きな笑顔で歩いていてくれっピ。


行ってらっしゃい。クーちゃん。


行ってらっしゃい。


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17 : 26 : 49 | 老犬介護 | トラックバック(0) | コメント(2) | page top
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コメント
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クーちゃん  お疲れ様でした。
私が緩やかを知って、クーちゃん達の頑張りを知ってバロンと一緒に今頑張っています。
クーちゃんは専務をはじめスタッフの皆さんと過ごせたこと…虹の橋への旅立ちもちゃんと見届けてもらって幸せだったと思います。
今は先輩たちと一緒に走りまわているかな?
あちらの世界でクーちゃんに会った時にたくさんのお話が出来るよう…専務!がんばってください。
スタッフの皆様も本当にお疲れ様でした。
クーちゃんのご冥福をお祈りいたします。
by: * 2019/05/26 22:55 * URL [ 編集 ] | page top
--Re: タイトルなし--

クーちゃんは本当によく頑張ってくれたっピ。
今は虹の向こうでエンジョイしてると思うっピ。
コメントありがとうございまっピ。

> クーちゃん  お疲れ様でした。
> 私が緩やかを知って、クーちゃん達の頑張りを知ってバロンと一緒に今頑張っています。
> クーちゃんは専務をはじめスタッフの皆さんと過ごせたこと…虹の橋への旅立ちもちゃんと見届けてもらって幸せだったと思います。
> 今は先輩たちと一緒に走りまわているかな?
> あちらの世界でクーちゃんに会った時にたくさんのお話が出来るよう…専務!がんばってください。
> スタッフの皆様も本当にお疲れ様でした。
> クーちゃんのご冥福をお祈りいたします。
by: 柴犬専務ハッピー * 2019/05/28 11:36 * URL [ 編集 ] | page top
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